30代向け医療保険の考え方

20代の頃は病気にかかるリスクも低いから保険に入らなくていいやと考えていた人も、30代に差し掛かると医療保険への加入を検討し始めるケースが非常に多いです。

この年代は結婚、子育てなどライフステージに大きな変化があり、それをきっかけになっているケースが非常に多いです。

しかし、30代になったらなぜ医療保険に加入した方がいいのかはっきりと理解している人は少ないのではないでしょうか。

本記事ではなぜ、30代になったら医療保険に加入した方がいいのか、そしてどのような医療保険に加入すべきかということについて解説しています。

それとは別に既に保険に加入することを決めおり、実際の商品を見たい方もいるかと思います。今回情報収集をしている中で私がおすすめしたいサイトをご紹介しておきます。
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それでは30代の医療保険の必要性やすう順番に詳しくみていきます。

30代から重大な病気にかかるリスクが上がる

20代の内は大きな病気にかかるリスクも少ないですが、30代になるとそのリスクが大幅に上がります。

厚生労働省が発表した平成21年の年代別死亡原因調査では20代男性の死亡原因は第一位が自殺、第二位が不慮の事故、第三位が悪性新生物となっています。

30代前半になると第一位は自殺で変わらないものの第二位に悪性新生物、第三位が不慮の事故。

30代後半には第一位は変わらないものの、第二位が悪性新生物、そして第三位に心疾患といった具合に年代が上がるにつれてがんや心筋梗塞など重大な疾患にかかりやすくなっています。

また、女性の場合乳がんや子宮がんなど女性特有の疾病にかかるリスクが30代で急増し、30代後半で、悪性新生物が死亡原因第一位になっています。
参考:厚生労働省データ

このように元気だった20代の頃とは違い30代からは重い病気にかかるリスクが上がるため医療費への備えが不可欠になってきます。というのも盲腸やヘルニアといった疾患と違いこれらの重大な病気にかかると入院期間が長くなるからです。

厚生労働省のデータによると、がんでの平均入院日数は43.7日、心筋梗塞では21.1日と比較的長期化しやすく、脳卒中や脳梗塞をはじめとする脳疾患の場合平均して73.8日と場合によっては入院期間が100日を超えることも珍しくありません。

入院や手術を受けたことによる医療費の負担は高額療養費制度などを使えばかなり節約することはできますが、かかる医療費はそれだけではありません。近年は入院日数が短くなった代わりに退院後の通院が長期化する傾向にあります。

そのため退院後も定期的に通院し、抗がん剤など薬価の高い薬にたくさんのお金を支払わなければいけないのです。

.プレシデントオンラインによると、一般的ながんの治療費は平均で100万円ほどと健康保険が適用される状態であっても非常に高額の出費になることがわかります。 また、重大な病気にかかった時にもう一つ忘れてはいけないことがあります。

それは療養期間中は収入が下がってしまうということです。サラリーマンの場合傷病手当金制度でいくらかの収入は保障されますが職場復帰後も無理できない状況が続くため、昇進や昇給の可能性が下がってしまいますし、自営業の場合、療養期間の収入はゼロになってしまいます。

年間の家計の収支で考えると、支出は100万円単位で増えるのに、支出は下がってしまうという状態になるのです。ですので、重大な病気にかかりやすい30代の時期には医療費の備えが大切になります。


責任も増えるため貯金も切り崩しづらい

30代になると収入も上がり、20代の頃から貯金を始めればある程度まとまったお金となっている場合があります。確かにFPの中には預貯金が300万円以上あれば医療保険は要らないという人がいます。

しかし30代平均預貯金額は231万円しかないため万が一重大な病気にかかった場合の備えとしてはいささかこころもとないものがあります。

また、この年代になってくると先ほども説明したように、結婚や子育てなどライフステージの変化によって、マイホームの購入や子供の教育費として多額のお金を用意する必要があります。

そのためいくら貯金があると言っても、これらの目的のために貯めた貯金を切り崩すことになるため、長い目で見たときにやはりマイナスになってしまいますし、何より精神的にも大きな負担となってしまいます。

このようにある程度まとまった額の貯金を持っている人であっても、医療費の備えとして医療保険に入っておいた方が長い目で見て賢明であると言えます。

30代で医療保険に入るべき人、そうでない人

それでは30代になったら必ず医療保険に入らなければいけないのでしょうか?結論から言うとケースバイケースです。

まず、結婚や子育てなどのライフステージを経て、今後マイホームの購入資金や、教育費などで多額の出費が予想される人の場合、貯金の有無にかかわらず医療保険に加入すべきです。

一方で独身の場合、今後そこまで多額の出費に備えなければならないケースが少ないため貯金が300万円程度あれば医療保険に入る必要はありませんが、そうでない場合、やはり医療保険に加入しておいた方がいいでしょう。


必要保障額はどれくらいか?

ここまでで30代になったら医療保険に入った方がいいということが理解できたことでしょう。それでは具体的にどのような医療保険に入った方がいいのでしょう。

基本的には入院した場合一日当たりどれくらいの医療費がかかるのかという視点で考えることをおすすめします。というのも多くの医療保険では入院1日当たりいくらの入院給付金が支払われるという仕組みで商品が設計されているからです。

それでは入院1日当たりに必要な費用を考えてみましょう。生活保険文化センターのデータによると、入院一回当たりの平均入院日数は19.7日となっています。ここではわかりやすく20日と考えましょう。

それではこの20日間にかかる医療費はどれくらいでしょうか。医療費だけで考えると高額療養費制度が使えるため、30代の平均的な年収の人なら食事代も合わせて10万円程度になります。

他にも保険がきかない先進医療を受けた場合の医療費や差額ベッド代加算されていきます。差額ベッドに関しては基本的には8人部屋でも個室でも受けられる医療自体は変わりませんし、先進医療については先進医療特約でカバーできるため入院での医療費は10万円、日額で5千円となります。

次に入院中の収入補てんですが、30代の平均年収が400万、退院後も1週間療養し1ヵ月休職、傷病手当金は収入の3分の2として計算します。そうすると収入補てん必要総額は以下のような計算式で表されます。

400万円÷12×1/3=11万円

つまり20日間の入院で20万円強のお金が給付されるようになればいいということになります。

このことから30代の人に必要な必要保障額は日額1万円ということが計算できます。ですので医療保険を考えるときはまず、入院給付金日額1万円というところからスタートしましょう。

がんや心疾患に備えて特約を付けること

先ほども説明したように30代になるとがんや心疾患のリスクが上がります。これらの病気は普通の病気より、入院期間も長く、退院後の通院や検査で高額の医療費がかかります。入院と手術だけの医療保険では備えとしては不十分になりますので、がん特約や三大疾病特約などでカバーしましょう。

具体的にはアクサダイレクトの終身医療なら、61日以上の入院の場合一括で50万円が給付され、三大疾病で入院した場合、以降の保険料払い込みを免除されるなどの特約があり自分に合った特約をカスタマイズできるためおすすめです。


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

病気のリスクが上がり、責任も増える30代だからこそ、医療の備えは安心できるようにしたいですね。今回説明した内容を参考にぜひ自分に合った保険を見つけてください。